
一戸建てにかかる修繕費や維持費
新築一戸建ては、思いの他に修繕費や維持費がかかります。新築なのでちゃんとした優良住宅の場合、まず10年は何もしなくて大丈夫です。
材質にもよりますが最初に修理を考えなければいけないのは屋根です。雪が多く降る地域の場合、雪が下に落ちやすいようトタン屋根にしている家が多くありますが、10年を過ぎたころからこの屋根の塗料が剥がれて来ます。屋根のサイズにもよりますが足場を組まなければいけないので、費用は100万円以上必要です。
次は壁ですが、モルタル塗装の場合10数年経つと、ひび割れや汚れが目立ってきます。ひび割れは部分的な補修なら数万円で済む場合もありますが、家全体を新築一戸建てのように綺麗にしたいとなると数10万円から100万円以上かかります。
水回りですが、昔は水漏れなどにより腐敗やシロアリ被害などありましたが最近は防水性能が上がっているのであまり心配はいりませんが、定期的に床下の点検をお勧めします。
新築一戸建ての初期費用の内訳を理解しておこう
新築一戸建てを購入しようと考えている場合には、主に3つの初期費用を計算しておく必要があります。
それぞれ、仲介手数料、ローン手数料、そして登記費用です。この中でも、最も大きな費用が必要になるのが仲介手数料です。
一般的に、新築一戸建てを販売している不動産会社は、紹介している物件をそのまま保有していないケースも目立ちます。他の会社や個人から仲介を依頼されて、それを紹介しているに過ぎないため、こういった仲介業者を利用した場合には大きな費用が必要になります。
この時に必要になる費用が、仲介手数料です。仲介手数料は、法律で上限金額を決められているものの、物件の価格が大きくなるほど高騰する特徴が存在します。
本体価格から計算式に当てはめて算出することになりますので、不動産の価格が大きいほど自然と仲介手数料も大きくなります。
そのため、この部分で余計なお金を使いたくない人は、直接的に新築一戸建てを管理して販売している業者を選択することが好ましいです。